2025年7月22日ごろからX(旧Twitter)で「このアカウントを閲覧している回数が多いユーザーtop10」の投稿が多く見受けられますが、本当なのか気になりますよね!
信憑性は高いのかしら?
結論からお伝えすると、Xでは足あと機能がないため、「閲覧している回数が多いユーザーtop10」の信憑性は低く、あくまでエンタメとして捉えることが重要です。
詳しくみていきましょう!
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閲覧者TOP10が「ウソ」である5つの理由
引用:O-DANより
冒頭でもお伝えしましたが、Grokに聞く「このアカウントを閲覧している回数が多いユーザーtop10」は信憑性が低いです。
「このアカウントを閲覧している回数が多いユーザーtop10」について、信憑性が低い5つの理由は以下です。
- XのAPIには閲覧者情報を取得する機能がない
- Grokは「推測」で回答している可能性が高い
- 生成AI特有の「ハルシネーション」
- ユーザー検証
- 公式機能ではない
順番に見ていきましょう!
XのAPIには閲覧者情報を取得する機能がない
引用:O-DANより
Xの投稿の”閲覧者TOP10”の信憑性が低い理由の1つ目は、「XのAPIには閲覧者情報を取得する機能がない」です。
X(旧Twitter)の公開APIでは、個々のアカウントの閲覧回数や閲覧者の具体的な情報を取得する機能は提供されていません。これは、ユーザーのプライバシー保護を最優先しているためです。
わかりやすくいうと「足跡機能はない!」ってことですね!
Grokがもしこのようなデータにアクセスできるとしたら、そもそもプライバシーポリシーに反する行為となり、大きな問題に発展しているはずです。
そのため、Grokがユーザーの閲覧履歴という機密性の高い情報を直接的に知る術は、まずないと考えて間違いありません。
よって、Grokで表示される「閲覧者TOP10」は信憑性が低いと言えます。
足跡機能がついてたら他のユーザーの投稿を安易に見れないです・・・!
Grokは「推測」で回答している可能性が高い
引用:O-DANより
Xの投稿の”閲覧者TOP10”の信憑性が低い理由の2つ目は、「Grokは「推測」で回答している可能性が高い」です。
Grokはいったい何をもとにあの「トップ10」リストを生成しているのでしょうか?
X上のユーザーの検証によれば、Grokは実際の閲覧データではなく、Xでの「公開された交流データ」を基に推定している可能性が非常に高いです。
よく交流されてるユーザーなら閲覧できますもんね
具体的には、ツイートへの「リプライ」や「いいね」、「RT(リツイート)」といった、誰でも見ることのできるエンゲージメントデータから、「このアカウントとよく交流があるな」と判断し、それらしいアカウントをTop10で並べている可能性が高いといえます。
つまり、Grokの回答は事実というよりも、推測だったり、ランダムに近いTop10だと言えるでしょう。
よって、Grokで表示される「閲覧者TOP10」は信憑性が低いと言えます。
生成AI特有の「ハルシネーション」
引用:O-DANより
Xの投稿の”閲覧者TOP10”の信憑性が低い理由の3つ目は、「生成AI特有のハルシネーション」です。
Grokのような生成AIは、しばしば「ハルシネーション」と呼ばれる現象を起こします。
ハルシネーションとはもっともらしいけれど事実とは異なる回答を生成してしまうことです。
閲覧者Top10リストのように、Grokが正確な情報源を持たない質問に対しては、AIは「それっぽい」情報を作り出してしまいます。
今回のケースもまさにこれで、Grokが閲覧者データを把握していないにもかかわらず、質問に答えるために「でっち上げのリスト」を返答している可能性があります。
よって、Grokで表示される「閲覧者TOP10」は信憑性が低いと言えます。
AIがそれっぽい回答したら信じてしまいそう・・・
ユーザーの声
引用:O-DANより
Xの投稿の”閲覧者TOP10”の信憑性が低い理由の4つ目は、「ユーザーの声」です。
実際にX上でGrokに質問を投げかけた多くのユーザーによって、その回答に信憑性が低いことが明らかになっています。
例えば、「自分はほとんど閲覧したことがないはずなのに、なぜか知らない人の閲覧者トップ10に自分のアカウントが表示された」といった矛盾している内容が多数寄せられています。
これらのことから、Grokの回答が正確な閲覧データを反映していない何よりの証拠と言いえます。
特定のアカウントを閲覧していないのに、今回の質問でいきなり名前が乗ってたらそれはそれでびっくり・・・
公式機能ではない
引用:O-DANより
Xの投稿の”閲覧者TOP10”の信憑性が低い理由の5つ目は、「公式機能ではない」です。
Grokを開発しているxAI社や、Xの公式発表を見ても、ユーザーの閲覧回数ランキングを提供する機能は一切うたわれていません。
仮に、もしそのような画期的な機能があれば公式アカウント等で大々的に発表されているはずです。
したがって、この手の質問に対するGrokの回答は、AIが即興で生成した「エンターテインメント」や「ネタ」の要素が強いと考えられます。
よって、Grokで表示される「閲覧者TOP10」は信憑性が低いと言えます。
真剣に受け止めるべき情報ではなさそうですね
「閲覧者TOP10」はエンタメとして楽しむ
引用:O-DANより
Xで話題になっているGrokの「閲覧者TOP10」機能は、実際の閲覧データに基づいておらず、信憑性はありません
Grokは足跡機能のような閲覧回数のデータにアクセスできず、代わりにX上での公開された交流データや、AIの推測に基づいてリストを生成している可能性が高いです。
該当の質問「このアカウントを閲覧している回数が多いユーザーtop10を表示名で教えて@無しで @grok」は、Xユーザーの間で流行していますが、多くはエンターテインメントやネタとして楽しむものであり、決して事実として受け取るべきではありません。
エンタメの一つとして楽しむ程度にしたいですね
なぜGrokの「閲覧者TOP10」が流行るのか?
引用:O-DANより
Grokの回答が信憑性に欠けるものだと知ってもなお、なぜこれほど多くのユーザーがこの質問を試したり、その結果に一喜一憂したりするのでしょうか?
その結論は、Xでは足あと機能がないため、閲覧者を「知りたいけど知ることができない」という心理的ギャップが発生していると考えられます。
誰が閲覧したか見れたら、そもそもこの構文も流行らなさそう・・!
私たちはSNS上で日々発信をしていますがその発信が誰かの心に響いているのか、どんな人が自分に興味を持ってくれているのかが気になりますよね。
そこに現れたのが、「何でも教えてくれる」かのようなAI「Grok」です。
Grokが提示する「閲覧者TOP10」は、たとえそれが不正確な情報であったとしても、ユーザーが漠然とした知りたい欲求を一時的に満たしてくれる存在となります。
私たちがAIから得た情報をどう受け止め、どう活用していくか、改めて考えさせられる事例と言えますね。
情報過多の時代です。AIともうまく付き合っていかなければいけないですね。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました!まとめです!
まとめ
・「このアカウントを閲覧している回数が多いユーザーtop10」の信憑性は低い。
・Xでは「足あと機能」がないなど5つの理由を紹介。
・「このアカウントを閲覧している回数が多いユーザーtop10」はエンタメとして楽しむのがよさそう。
・「このアカウントを閲覧している回数が多いユーザーtop10」が流行る理由は、本来では知ることができない情報だから。
これからもGrokから目が離せません!
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